顔面痙攣の治療は 手術が正しい ボトックスは補助です

片側顔面痙攣は、脳神経外科手術で治すものです

ボトックス注射は、手術までの補助療法です

片側顔面痙攣に対する治療として、ボトックスが使用されるようになったのは、わが国においては、2000年からのことです。それ以前には、効果の乏しい内服薬と、効果の確かな脳神経外科手術があり、現在もそれは継続して有効です。

脳神経外科手術は、完全治癒させることが可能であり、上手に手術をしていただけば、それから先の人生は快適なものとなります。勿論、入院、全身麻酔、脳神経外科手術は怖いものではあります。

これに対して、ボトックスは、完全治癒させる能力はありません。症状を軽減して、生活、仕事に感じていた支障が楽になりますが、数ヵ月後には元に戻ってしまいます。注射を続けるかぎり、出費は重なっていきます。

ただし、ボトックスには、入院、脳神経外科手術に比べれば、精神・肉体的負担が軽くて済む、という大きな利点があり、普及が進みました。軽症の方では、ボトックス注射だけで、有益な効果を生むことができるので、脳神経外科手術を希望しないでボトックス注射を繰り返し希望される方は多くいらっしゃいます。

ただ、どこかの時点で、脳神経外科手術による完全治癒を考慮されたときには、ただちに脳神経外科医師にご紹介しています。

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